過去の記事一覧
製薬・医療業界ニュース | |
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糖鎖と遺伝子を同時解析‐プロファイリング技術開発
産業技術総合研究所、筑波大学研究グループ
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産業技術総合研究所の研究グループは、筑波大学と共同で、1細胞の糖鎖と遺伝子を
同時にプロファイリング(特徴を抽出)する技術を開発した。
この技術は、疾患の原因となる希少細胞を標的とした治療薬の開発や、再生医療に用
いる細胞の品質管理をはじめ様々な生命医学研究への貢献が期待される。
<薬事日報 2021.9.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年9月8日 |
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「SYD-101」開発権取得‐近視抑制薬を世界展開
参天製薬
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参天製薬は10日、米シドネキシスが開発中の小児の近視進行を抑制する低用量アトロ
ピン点眼液「SYD-101」について、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域における独占販
売権と市販後以降の独占開発権を取得したと発表した。参天は日本とアジアで同様の
低用量アトロピン点眼液を開発している。今回のライセンス契約によって将来、米国
を除く全世界で進行性近視治療薬を展開するメドが立った。
<薬事日報 2021.8.18> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月18日 |
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後発品への変更率が減少‐首藤会長「衝撃的なこと」
日本保険薬局協会
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日本保険薬局協会(NPhA)は、薬局における後発品供給の現状を把握するため「後発
品供給に関する緊急調査」を実施した結果を公表した。それによると、後発品変更率
の推移は2020年12月をピークに下降に転じ、21年6月にはピーク時よりも1.4ポイント
減の83.7%まで低下した。首藤正一会長は、「目に見えて下がっており、衝撃的な数
字だ」と危機感を示した。
<薬事日報 2021.8.18> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月11日 |
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医薬品をコンビニで受取‐ファミマと協業し実験
ミナカラ
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ミナカラは、医療用医薬品と第1類医薬品を含む一般用医薬品のコンビニ受け取りサー
ビス「ファミマシー」の実証実験を開始した。薬局サービスと医薬品の新たな提供手
段を多様化させる取り組みとして、身近なコンビニエンスストアを活用した実証実験
で、医薬品の受け取りに課題を持つ患者がより入手しやすい生活環境を目指す。
<薬事日報 2021.8.11> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月11日 |
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「MT-3921」米FDAから優先審査品目に指定
田辺三菱製薬
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田辺三菱製薬は4日、脊髄損傷の治療薬候補として開発中のヒト化抗RGMa抗体「MT-39
21」について、米国食品医薬品局(FDA)からファストトラック指定を受けたと発表
した。
同剤は、神経の生存や再生を阻害するRGMaに作用し、運動機能の改善や神経再生を促
進する。同社が注力する神経疾患領域の新しい開発品の一つで、現在米子会社による
グローバル第II相試験の準備が進められている。
<薬事日報 2021.8.11> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月11日 |
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AI活用し創薬効率化‐英企業と提携契約
小野薬品
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小野薬品は、英国のバイオ医薬品企業「ヒリクス」と研究提携契約を締結した。
同社の人工知能(AI)技術を活用して、自社の化合物が治療薬となり得る疾患を探し
出す。創薬の効率性向上につなげたい考え。
ヒリクスは、生物医学研究や臨床情報、科学文献などのデータを統合してAIで分析し、
化合物と疾患の関連性を特定する創薬プラットフォームを保有している。
<薬事日報 2021.8.11> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月11日 |
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ADC創製の権利取得‐蘭企業とライセンス契約
協和キリン
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協和キリンは4日、抗体薬物複合体(ADC)の創製技術に関するライセンス契約を、
オランダのバイオ企業「シナフィックス」と締結したと発表した。
2種類の標的に対してADCを創製する権利を取得し、シナフィックスの独自技術を用い
た自社抗体をADCに変換して創薬研究を進める。
<薬事日報 2021.8.11> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月11日 |
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コロナ薬の国内治験開始‐低分子薬を経口投与
塩野義製薬
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塩野義製薬は26日、新型コロナウイルス感染症治療薬「S-217622」の国内第I相試験
を開始したと発表した。
1日1回経口投与の低分子医薬品で、早ければ年内に第II相試験を開始する。
<薬事日報 2021.7.28> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月5日 |
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ARB「バルサルタン錠」、原薬供給滞り出荷調整
共和薬品
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共和薬品は19日、アンジオテンシンII受容体拮抗薬「バルサルタン錠20mg『アメル』、
同40mg、同80mg、同160mg」について出荷調整を行うと発表した。新型コロナウイル
ス流行の影響で原薬供給が滞り、安定供給に支障を来すこととなったためとしている。
同剤の在庫がなくなり次第、供給を一時停止する。
<薬事日報 2021.7.26> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月5日 |
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「トリアゾラム」を自主回収‐承認書にない原薬製造
長生堂製薬、日本ジェネリック、辰巳化学、日新製薬
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長生堂製薬と日本ジェネリック、辰巳化学、日新製薬は19日、ベンゾジアゼピン系睡
眠薬「トリアゾラム錠0.125mg」を自主回収すると発表した。
同剤に使用した原薬の一部ロットで、製造販売承認書に記載がない原薬製造所で製造
された原薬であることが判明したためとしている。
<薬事日報 2021.7.26> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月5日 |
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新型コロナワクチン獲得‐東大発ベンチャーと契約
塩野義製薬
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塩野義製薬は19日、東京大学発の創薬ベンチャーHanaVax(ハナバックス)が研究中
の新型コロナウイルス感染症に対する新規経鼻ワクチンについて、全世界での独占的
な研究開発や販売等の権利を取得した。今後の開発計画は未定としている。
<薬事日報 2021.7.26> http://www.yakuji.co.jp/
2021年8月5日 |
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臨床データ公表、企業に要望‐全ての新薬、ワクチン対象
世界保健機関、薬事規制当局国際連携組織
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世界保健機関(WHO)と薬事規制当局国際連携組織(ICMRA)は、全ての新薬とワクチ
ンに関する臨床データへのアクセスを可能にするよう製薬企業に求める共同ステート
メントを公表した。
社会的信頼の獲得を目的とし、これまでの治療法に比べ有意に優れた臨床試験の結果
を示したポジティブデータと期待に反している結果を示したネガティブデータを共に
公開するよう求めた。
<薬事日報 2021.6.21> http://www.yakuji.co.jp/
2021年6月28日 |
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安全性試験にRWD活用‐新規トピック5件を採択
医薬品規制調和国際会議
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厚生労働省は、5月25日と6月1~3日にバーチャルで開かれた医薬品規制調和国際会議
(ICH)の結果を公表した。ガイドライン作成を行う新規トピックとして、厚労省と
医薬品医療機器総合機構(PMDA)が提案した「安全性評価にリアルワールドデータを
活用する薬剤疫学試験の計画・デザインに関する一般原則」など5件が採択された。
<薬事日報 2021.6.18> http://www.yakuji.co.jp/
2021年6月28日 |
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オンラインMRを開始‐5製品対象に情報提供
アステラス製薬
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アステラス製薬は15日、オンライン面談ツールなどを用いた情報提供を専任で行う
「アステラスオンラインMR」によるサービスを、今月から開始したと発表した。
主力の前立腺癌治療剤「イクスタンジ」を含む5製品が情報提供・収集の対象となる。
<薬事日報 2021.6.18> http://www.yakuji.co.jp/
2021年6月28日 |
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コロナ薬など重点配分‐医療研究調整費に175億円
政府専門調査会
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政府は15日、2022年度に重点的に取り組むべき研究領域をまとめた「医療分野研究開
発関連予算に関する資源配分方針案」を健康・医療戦略推進専門調査会に示した。
日本医療研究開発機構(AMED)に集約される医療分野の研究開発関連調整費について
は、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬や国産ワクチンの開発・生産体制の強
化に加え、新たな感染症に備え、今月に閣議決定された「ワクチン開発・生産体制強
化戦略」を着実に推進するために配分する方針。
<薬事日報 2021.6.18> http://www.yakuji.co.jp/
2021年6月28日 |
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