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製薬・医療業界ニュース PDF
DCT支援アプリ活用‐治療期間や対面訪問削減
アストラゼネカ日本法人


アストラゼネカ日本法人は26日、DCT(分散型臨床試験)支援アプリ「Unify(ユニファイ)」の本格活用を始めたと発表した。同社は、治療期間や対面訪問をこれまでの半数に減らし、全試験期間を約15%短縮することが期待されるという。
<薬事日報 2025.2.2.28> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年2月28日
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IBS治療に新アプローチ‐脳に作用する薬で状態改善
東京理科大学研究グループ


東京理科大学薬学部薬学科の斎藤顕宜教授らの研究グループは、過敏性腸症候群(IBS)に対し、画期的なメカニズムで作用する新薬の可能性を明らかにした。オピオイドδ受容体が内臓機能を調節する脳の島皮質という部位に豊富に存在することに着目し、オピオイドδ受容体作動薬のIBS治療薬としての有効性を検討した結果、オピオイドδ受容体作動薬の投与により、腸の状態が改善されることが分かった。
<薬事日報 2025.2.2.28> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年2月28日
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【薬学会 石井次期会頭】薬学の力でDR創薬実現へ‐ダイバーシティ推進に意欲

日本薬学会の2025~26年度の会頭に女性として初めて就任予定の石井伊都子氏(千葉大学病院教授・薬剤部長)は、本紙の取材に対し、薬学会の新たな活動として既存医薬品から新たな適応症を見出すドラッグリポジショニング(DR)の推進に意欲を示した。DRは「日本の強みが生かせる領域」としつつ、「薬価制度などで課題がある」と指摘。
<薬事日報 2025.2.2.28> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年2月28日
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「アイザーヴェイ」国内申請‐加齢黄斑変性治療薬
アステラス製薬


アステラス製薬は5日、地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性の治療薬として「アイザーヴェイ」(=米国販売名、一般名:アバシンキャプタドペゴル)を日本で条件付き承認制度に基づく承認申請を行ったと発表した。剤形は硝子体内注射液。申請データは海外治験のみ、適応患者には日本での治療法がない。これらを踏まえ同社は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議の上で「1日も早く患者のもとへ届けるため」条件付承認申請を行ったと説明している。
<薬事日報 2025.2.2.7> http://www.yakuji.co.jp/ 
 
2025年2月7日
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ペプチド模倣高分子を応用‐抗体薬精製コスト削減へ
慶應義塾大学研究グループ


慶應義塾大学大学院理工学研究科の出浦浩一大学院生、同大理工学部の蛭田勇樹准教授、同大薬学部の森脇康博専任講師らの研究グループは、プロテインAの抗体結合領域を模倣した合成高分子を高速液体クロマトグラフィー用のカラム充填剤の表面に修飾し、pH依存的な抗体医薬品の保持・溶出挙動を評価した結果、同充填剤がプロテインAを修飾したカラム充填剤と同様に、中性pHで保持して酸性pHで溶出することを明らかにした。低コストかつ安定性の高い抗体精製手法として応用可能であることが見出された。
<薬事日報 2025.2.2.7> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年2月7日
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2型炎症薬をJ&Jに導出‐グローバル開発加速
科研製薬

科研製薬は、アトピー性皮膚炎や喘息などの2型炎症性疾患に対する次世代経口治療薬として開発中の「STAT6プログラム」について、全世界における開発・製造・商業化の独占的ライセンスをジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に許諾したと発表した。グローバル開発を加速させ、最終的にはグローバルでの販売を目指す。
<薬事日報 2025.1.17> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年1月20日
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原薬ダブルソースは高評価‐後発品企業指標を完全実施
中央社会保険医療協議会総会

中央社会保険医療協議会総会は15日、安定供給に取り組む後発品メーカーの評価指標の完全実施などを示した2025年度薬価改定に関する薬価算定基準の見直し案を了承した。原薬の購買先を複数設定している品目の割合が5割を超える場合は高く評価する一方、既収載品の同一成分内でのシェアが3%以下の品目割合が7割を超える場合などはポイントを大幅に引き下げる。4月1日から適用予定。<薬事日報 2025.1.17> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年1月20日
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iPS製品実用化へ提携‐網膜変性疾患の根治目指す
ジャパン・ティッシュエンジニアリング、VCCellTherapy

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)と、眼科領域の再生医療等製品の研究開発に取り組む理研ベンチャーのVCCellTherapy(VCCT)は14日、VCCTが開発中の網膜変性疾患を対象とするiPS細胞を用いた再生医療等製品候補「MastCT-03」の実用化に向けて資本業務提携契約を締結したと発表した。治験を加速し、網膜変性疾患の根治治療として5年以内の上市を目指す。
<薬事日報 2025.1.17> http://www.yakuji.co.jp/ 
2025年1月17日
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第III相で初回投与‐長時間作用型低身長症薬
JCRファーマ

JCRファーマは19日、遺伝子組み換え長時間作用型成長ホルモン製剤「JR-142」(一般名:レダルソマトロピンアルファ)の第III相試験で、1例目の被験者への投与が始まったと発表した。
同試験で、小児成長ホルモン分泌不全性低身長患者54人を対象に、同社の成長ホルモン製剤「グロウジェクト」(一般名:ソマトロピン)の1日1回皮下投与に対するJR-142の週1回投与の非劣性等を検証する。

<薬事日報 2024.12.25> http://www.yakuji.co.jp/ 
2024年12月25日
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RWDのみでの申請反対
薬害オンブズパースン会議

薬害オンブズパースン会議は、リアルワールドデータ(RWD)のみに基づく薬事承認申請を可能とする医薬品医療機器等法改正に反対する意見書を、福岡資麿厚生労働相などに提出した。RWDで臨床試験データに代替するか学術的に合意されておらず、質の低いデータで承認されることを危惧。次期通常国会で拙速な薬機法改正案を提出しないよう求めた。

<薬事日報 2024.12.23> http://www.yakuji.co.jp/ 
2024年12月25日
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米アーディを買収へ‐米国に販売拠点整備
科研製薬

科研製薬は20日、米ベンチャー企業のアーディ・サブシディアリーを完全子会社にすると発表した。長期経営計画で表明していた海外展開戦略、希少疾患領域の取り組みの一環で、アーディが持つ米国の販売基盤を生かし、希少疾病用医薬品の米国販売拠点を整える。実現すれば、同社の海外自社販売体制の構築は初めて。

<薬事日報 2024.12.23> http://www.yakuji.co.jp/ 
2024年12月23日
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感染症薬の増産要請‐過剰発注自粛求める
厚生労働省

厚生労働省は、インフルエンザウイルスなど複数の感染症が同時流行している現状を踏まえ、解熱鎮痛薬など感染症対症療法薬の増産を製薬企業に要請する事務連絡を発出した。薬局、医療機関等に対しては過剰発注を控えること、適切な在庫を確保することなど需給逼迫を見越した対応に協力するよう依頼した。

<薬事日報 2024.12.23> http://www.yakuji.co.jp/ 
2024年12月23日
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AML薬候補を導入‐米クラと戦略的提携
協和キリン

協和キリンと米クラ・オンコロジーは21日、急性骨髄性白血病(AML)の治療薬としてクラが開発中の経口メニン阻害剤ジフトメニブについて、全世界での開発・販売に関する戦略的提携の契約を締結したと発表した。両社は、NPM1変異を有する再発・難治性AMLを対象にした承認申請を2025年に米国で行う予定。日本では医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議することにしている。
<薬事日報 2024.11.29> http://www.yakuji.co.jp/ 
2024年11月29日
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ベムペド酸を国内申請‐高コレステロール血症薬
大塚製薬

大塚製薬は26日、新たな高コレステロール血症治療薬としてベムペド酸を日本で承認申請した。同剤は、コレステロール合成経路の上流で関与するATPクエン酸リアーゼの働きを阻害してLDLコレステロール(LDL-C)を低下させると考えられている新規作用機序を持つ。スタチン効果不十分またはスタチン不耐の患者に新たな治療選択肢と位置付ける。
<薬事日報 2024.11.29> http://www.yakuji.co.jp/ 

 
2024年11月29日
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ApoE遺伝子検査を共同研究‐「レケンビ」副作用に関連
エーザイ、精神・神経医療研究センター


エーザイは26日、アルツハイマー病(AD)の発症や、早期AD治療薬「レケンビ」の副作用の一つであるアミロイド関連画像(ARIA)のリスクに関わるApoE遺伝子検査の実施に向けた共同研究を行うと発表した。国立精神・神経医療研究センターと共に、日本医療研究開発機構(AMED)の認知症研究開発事業において実施する。得られた情報は適正使用に必要な情報として活用することが見込まれる。
<薬事日報 2024.11.29> http://www.yakuji.co.jp/ 

 
2024年11月29日
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