過去の記事一覧
製薬・医療業界ニュース | |
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単球源細胞除去の新治療‐ADCで癌副作用減少も
東京医科歯科大学研究グループ
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東京医科歯科大学生体防御学の研究グループは、協和キリン、同大血液内科学、横須
賀共済病院と共同で、単球の源細胞を効果的に除去できる抗体-薬剤複合体(ADC)を
投与して慢性骨髄単球性白血病(CMML)や固形癌の増殖を抑制する副作用の少ない新
規癌治療法を開発した。
<薬事日報 2021.3.10> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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医薬品の特殊配送試行‐「イデルビオン」を患者宅へ
アルフレッサ、ヤマトグループ
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アルフレッサは、今月から物流大手のヤマトグループと連携し、スペシャリティ医薬
品における患者宅特殊配送サービス「ホームケアデリバリー」のパイロット運用を開
始する。関東圏を対象地域に、CSLベーリングの血友病B治療薬「イデルビオン」を希
望する患者宅へ配送する。
<薬事日報 2021.3.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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米ボストンに創薬研究拠点‐中枢神経領域の標的探索
田辺三菱製薬
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田辺三菱製薬は、4月1日付で米ボストンにサテライト研究拠点「ニューロディスカバ
リーラボ」(ボストンラボ)を新設する。重点領域の中枢神経疾患を対象に、創薬標
的の探索力を強化することが目的。中期経営計画で掲げるプレシジョンメディシンの
実現につなげる考え。
<薬事日報 2021.3.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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オンライン服薬指導展開へ‐21年度中に、経営統合完了で
Zホールディングス、LINE
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ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD)は1日、LINEとの経営統合を完了したと
発表した。川邊健太郎社長Co-CEOは同日の記者会見で、2021年度中にLINEを活用した
オンライン服薬指導を新たに展開することを明らかにし、LINEヘルスケアが提供する
オンライン診療サービス「LINEドクター」について、国内の提供数ナンバーワンとす
る目標を打ち出した。
<薬事日報 2021.3.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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iPSから結膜上皮作製‐眼疾患の創薬応用に期待
大阪大学幹細胞応用医学研究グループ
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大阪大学幹細胞応用医学の研究グループは、ヒトiPS細胞から眼オルガノイド技術を
利用して結膜上皮系列細胞への分化誘導法を確立した。
作製したヒトiPS細胞由来結膜上皮はムチン分泌を担う結膜杯細胞を保持する機能的
上皮組織だった。
<薬事日報 2021.3.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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AD増悪の新機構解明‐調節酵素がAβ凝集促進
東京薬科大学、学習院大学研究グループ
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東京薬科大学と学習院大学の研究グループは、ミトコンドリア機能異常がアルツハイ
マー病(AD)病態を悪化させるメカニズムの一端を解明した。
ミトコンドリアの機能を調節する酵素MITOLが高い毒性を持つアミロイドβ(Aβ)オ
リゴマーの産生を抑制することを見出した。
<薬事日報 2021.3.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年3月8日 |
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日本市場へ本格参入‐癌領域の抗体医薬を展開
ジェンマブ
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デンマークのバイオ企業「ジェンマブ」の日本法人は13日、11日付で東京都から第一種医薬品製造販売業の業許可を取得したと発表した。固形癌と血液腫瘍領域の抗体医薬品の展開を目指す同社は、昨年3月から自社開発・販売体制を整備してきたが、今回の業許可取得によって日本市場への本格参入を目指す。
<薬事日報 2021.1.15> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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臨床研究法見直し検討開始‐「スポンサー」導入など論点
厚生科学審議会臨床研究部会
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厚生科学審議会臨床研究部会が13日に開かれ、2018年に施行された臨床研究法の見直しに向けた検討を開始した。国際共同治験を円滑に進める観点から、特定臨床研究に製薬企業等の「スポンサー」を導入することについては、研究の実施責任を負う病院長の抵抗感が大きいとの課題が指摘された。厚生労働省は、今後5~6回ほど議論した上で、必要な場合は同法や省令を改正して対応する見通し。
<薬事日報 2021.1.15> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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効率的に遺伝子を抑制‐新たな核酸医薬候補に
東京医科歯科大学研究グループ
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東京医科歯科大学脳神経病態学分野(脳神経内科)の研究グループは、独自に開発した次世代核酸医薬である「DNA/RNAヘテロ2本鎖核酸(HDO)」を発展させ、次世代核酸医薬である「DNA/DNA2本鎖核酸」を開発した。
<薬事日報 2021.1.15> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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光免疫療法・抗PD-1抗体併用、米で第Ib/II相開始
楽天メディカル
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楽天メディカルは、頭頸部扁平上皮癌と皮膚扁平上皮癌を対象とした光免疫療法薬「ASP-1929」(一般名:セツキシマブサロタロカンナトリウム)と抗PD-1抗体との併用療法における第Ib/II相試験について、米国で最初の被験者への投与を開始したと発表した。74人の患者を対象に行われる予定。
<薬事日報 2021.1.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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癌ウイルス療法国内申請‐悪性神経膠腫で
第一三共
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第一三共は5日、東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授らの研究グループが開発した癌治療用ヘルペスウイルス「G47Δ(デルタ)」(一般名:テセルパツレブ)について、悪性神経膠腫の適応症で国内承認申請を行ったと発表した。承認されれば国内初、脳腫瘍に対しては世界初のウイルス療法製品となる。
<薬事日報 2021.1.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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バイオ薬開発に63億円‐経産省21年度予算案
経済産業省
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経済産業省の2021年度予算案は、前年度比91億円減の1兆2533億円を計上した。
このうち、バイオ医薬品の実用化に向けた技術開発などを進める事業には約63億円を充てる。
<薬事日報 2021.1.8> http://www.yakuji.co.jp/
2021年1月19日 |
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創薬力向上に12億円‐医政局予算案 厚生労働省 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 厚生労働省医政局の2021年度予算案は、前年度比0.4%増の2239億4900万円を計上した。 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、新興・再興感染症に対する国立国際医療研究センターの体制強化には12億7200万円を計上した。 <薬事日報 2021.1.8> http://www.yakuji.co.jp/ 2021年1月19日 |
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新規パーキンソン薬を導出‐中国企業と契約、アジアで展開
キッセイ薬品
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キッセイ薬品は、自社創製のパーキンソン病治療薬「KDT-3594」について、中国や台湾、
東南アジアなどにおける開発・販売の独占的ライセンスを、中国の製薬企業「アファメ
ドセラピューティクス」に導出する契約を結んだ。
<薬事日報 2020.10.14> http://www.yakuji.co.jp/
2020年10月25日 |
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RNAi薬を共同開発‐米アローヘッドと、肝疾患が対象
武田薬品
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武田薬品は、米バイオ企業「アローヘッドファーマシューティカルズ」とα-1アンチ
トリプシン欠乏症による肝疾患を対象としたRNAi治療薬「ARO-AAT」の開発・販売に関
する提携契約を結んだ。武田はアローヘッドに対し、最大10億4000万ドル(約1100億
円)の対価を支払い、重点領域の消化器系ポートフォリオを拡充する。
<薬事日報 2020.10.12> http://www.yakuji.co.jp/
2020年10月25日 |
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